大阪市消防局災害活動支援隊定期訓練
	今から２５年前の１９９５年（平成７年）１月１７日午前５時４６分、
	兵庫県淡路島の北部を震源とするマグニチュード７．３の直下型地震が
	発生し、戦後最多となる６４３４名もの方々が犠牲となられました。
	先日、東京大学と海上保安庁では、南海トラフにおける海底地殻変動
	観測によって、【ゆっくりすべり】に起因すると考えられる地殻変動の
	シグナルを検出したとの発表がありました。今後、更に観測及び研究が
	進むことで地震の発生過程の解明が前進するものと思われます。
	今回、発生が懸念される南海トラフ巨大地震が発生したとの想定で、
	災害活動支援隊の定期訓練が、１月１７日（金曜日）に大阪市内の各消
	防署において行われました。
	今回、災害支援隊員の皆さんは９時３０分からの訓練に参加できるよ
	うに自宅または勤務先から参集署に向けて出発、到着後に受付訓練が行
	われ、その後、参集途上での木造密集地域、浸水地域、非難場所等の情
	報を各参加者が共有するための図上訓練や、消防職員と協働しての実働
	訓練等が行われました。
	大阪北部地震や、南海トラフ巨大地震の発生確率が高まる中、災害支
	援隊員として現職職員との円滑な協働活動ができるように定期訓練に参
	加し、災害支援隊員としての技術の向上に努めましょう。
	災害活動支援隊定期訓練（西淀川消防署）